[完] スマフォン忍者 HISANO

 まあ、そんな話は置いといて、とりあえず瞳美は寿乃との会話を続ける。

「へぇ~。
 見たいな、島の子ブログ。

 ねぇねぇ、今もあるの?
 誰が書いているの?」

「あるよ。今は鳴仁(ナリヒト、寿乃の弟)が中心となって書いているよ。」

「へぇ~。」

 
 感心感心。

 瞳美にはそれしか思い浮かばない。

 島のためにブログを書くなんて、自分は・・・。

「寿乃ちゃんは島のため、瞳美は自分の詩を見てもらうためだね。」

「へぇっ?」

 寿乃の頭にはてなマークが。