[完] スマフォン忍者 HISANO

 寿乃の顔は一気に変わった。

 これは別人のほか、何もたとえられない。

 もう居てもいられない。

 寿乃は立ち上がり、走り出した。

 風のような速さで。

 小股で、なおかつすばやく。


 これであれっと思う人もいるだろう?

 透明のまま走っていたら、ばれるだろうと思う人がいるだろう。

 その通り。

 このまま走ったらばれてしまう。

 ではどうするのか?