[完] スマフォン忍者 HISANO

 なんだかんだ言って、十分経過。

 全然変わっていない。

 寿乃はスマートフォンを見る。

 スマートフォンの画面は、何やらいっぱい分割されている。

 四分割ぐらい。

 二つは映像、二つは音声を識字化している。

 これは、啓仁の方の様子と、瞳美の方の様子を同時に見ている。


――両方異常なしか。――

 ふぅっとため息をつく。

 思ったより辛い。

 犯人現れるのにどんだけ時間がかかるのか。

 想像するだけでも、大変そう。