空は私を抱き締める力を強め、 私に微笑みながら、 『俺は…、 和花がいねぇと、 息ができない。 ……和花がいねぇなら、仕事をやってる意味がない。 和花と別れろっていうなら、 …俳優なんか辞めてやるよ。』 そう言い放った。 『そ、空?!!!』 マネージャーさんも焦っている。 『だから、お願いします!! 和花とは付き合わせて下さい!!!! 和花が俺の原動力なんだ!!!!!!』 『空…。』 私、空にこんなに愛されていいのかな。 幸せすぎて、泣いちゃいそうだよ。