「ただいま‥」

「あ、琉生。
これ‥ゆぅの忘れ物みたい。」

そう言って、琉宇は黒猫の

キーホルダーを渡してきた。

黒猫か‥ゆぅらしい。

「俺‥届けてくるよ。」

「え‥?」

「探してるかもしんないじゃん?
ちょっと、行ってくる。」