ざわざわと木が揺れる音が響く。 その後に茶色い葉っぱが木から落ちた。 「……え?」 しばらくの沈黙の後、奏がやっと口を開いた。 「え、だから…」 私が言い直そうとしたら奏が止めてきた。 「いや…聞いてたよ。でもいきなりで驚いて…」 ぽりぽりと奏は頬を掻く。 「…うん、あの…嫌だったら別に良いけど…」 昨日断ったばっかりだし…。