「五十嵐千秋です。よろしくお願いします。」
「ぎゃきゃー」
耳がおかしくなりそうなくらい叫んでる女子たち。
本当にウルサイ…
でも、誰でも興奮するよね。
トップアイドルの千秋だもん。




「えっと、千秋くんの席は松尾のとなりな。」
「きゃー。嬉しい♥よろしくね!」
「うざっ。」
「何よ〜。ってあたしそんなこと言われてもイヤじゃなぁい。
あたしってMかも…」
なんて変な独り言を大声で言っている。








今日は彩と一緒に帰る日。
あたしは彩を待っていた。
「美優〜お待たせぇ」
「お疲れ様っ。」
私たちは一緒に帰った。
靴箱を開けると、大量の手紙…
一枚開けると、




死ね。





とデカく書いてあった。




あっそっか。
あたしのいじめはまだ終わって無かったんだ。
早く乗り越えたい。