「齋藤さーん。」 病院で名前を呼ばれ、 ドキドキしながら診察室へと入った。 昔から病院は苦手。 何をされるか分からない怖さが堪らなく嫌だ。 近くに病院が無いため、電車で一駅の総合病院へやってきた。 「心配だから」ってカズも一緒。 震える手を握ってもらいながら 婦人科と書かれた所へ行った。 担当のお医者さんは中村さんというちょっと若い女医さんだった。