自分の驚いた声が、二人きりの教室に響き渡る。 「女の子のプレゼントって何をあげたら喜んでくれるか分からなくて」 「な……何であたしなの?」 そういうのは幼なじみの由香里ちゃんにお願いすれば一番早いのに。 「佐脇さんがいつも身に付けてる小物類、結構可愛いから絶対センスいいんじゃないかっていう勝手な憶測」 と笑う。 ど、どうしよう。 私なんかが選んでも大丈夫なのかな? センスいいって言われても、自分の好みで全部揃えてるだけだし…… 「……ダメ、かな?」 とほんの少し首を傾ける。