「・・そんなに心配?」 「・・そんなに心配。」 「あたしが心配?」 「・・心配に決まってんじゃん・・」 「・・へへ・・ありがと・・。」 愛ねぇの目が、窓からの光かもしれないけど少し光って見えた。 その光で、もう一日中寝ていたんだと気付いた。 「でも、なんで?」 「なんで、って・・あれ・・。」 俺は愛ねぇの質問に答えることは出来なかった。 俺は、愛ねぇのこと・・。