「ちゃんと寝てな」 「悪ぃ」 とりあえず寝かせなきゃ あと消化のいいもの 「お腹空いてる?」 司は小さくうなずいた 消化にいい卵が湯をつくった 司は食べてる 安心した 「あちぃ」 熱だもんね あたしは氷枕を差し上げた すごい汗…額からも、首からも…滝のように汗が流れている。辛いよね… いつもの余裕持った男気な司じゃない 幼くて子犬みたいな司 銀色の瞳もまっすぐな眼差しで…