やったわ‼


GETした‼


並んで待った甲斐があるってもの


箱にスリスリする


冷たーい☆


微笑んでチャリにまたがろうとした


その時‼


「あのー」


出た守護霊‼


守護霊は後ろを護るんじゃないの⁉


さっさと逃げる


だってなにを言い出すかもう…


「それ譲って下さい‼」


ほれきた‼


「無理です」


「お願いします‼」


「いや無理なんで」


「このコの、冬美の誕生日なんです‼」


背中をど突かれ前に出た冬美


目を合わしたのが間違いだった


「お願いします‼」


冬美が頭を下げる