あの頃のゆきちゃんには 到底出来なかったけれど、今なら可能。 明之の鳩尾に、軽く拳を叩きこんだ。 「……っ」 本当に軽くといえども、 ダメージは結構あったらしく、 一瞬息を詰まらせていた。 ざまあみろ。 俺は真剣なのに、 そんなに笑っているからだ。 ……第一、明之はなんとも思わないのか?