俺はもう腹をくくった


ゴクリとツバを飲み込み


「く、クマさんの…」


「ああ!クマさんパフェですね‼」


吉田!声がでけーよ‼


「でもクマさんパフェは22種類ありますので」


「…クマさんとミツバチの甘いお家の」


「…?」


ん?


続きを?


て顔の吉田


メニューを見直すと


20種類近くのパフェがほぼ同じネーミング


なんだこりゃ?


なにで判断するんだ?


パッと見はわからないが


ワンフレーズずつ違うようだ


「お客様ー?」


呆然とする俺を急かす吉田


何時の間にやら


立場は逆転してしまった