そうは思っているのに、 唇が乾いて、喉が張り付いたみたいに声が出ない。 はやく誤解をとかないと… 「…そんなのじゃないから!!」 教室に響いた、大きな声。 その声に、ざわついていた教室が静まり返る。 その声の主は、後ろ手に隠した拳を震わせていた。