「アラン。伝説のアサシンっつった方がいいか?」 私にだって分かる。 伝説のアサシンって。 というか・・・。 この方かなり美形ね。 180センチくらいの細身の体。 程良くついた筋肉は色気を感じさせる。 腰までの銀髪はとても綺麗。 二重で鋭く冷たさと情熱さを孕んだ瞳。 高い鼻筋に白い肌。 厚くもなく薄くもない綺麗な唇。 低く色っぽい声はとても落ち着く。 「何見惚れてんだ?」 クックと笑いながら言うアランにハッとする私。