君の魔法がとける瞬間(とき)



**碧空**



空港についた俺は、無我夢中で空港内を走り回った。



アメリカ行きの飛行機が出るまで、まだ時間がある。




あいつは…まだ空港にいるはずだ。



佑月のような子を見つけ、佑月だと信じて話かけた。


「おいっ佑月…」



「はぁ?違いますけど」




違う…。あいつはどこにいるんだ!



相変わらず電話は繋がらない。



空港中を探しても、あいつは見つからなかった。




もうダメか……


そう諦めようとした時だった。





…………………いた。



あの後ろ姿…絶対あいつだ。



「浅香佑月!!!!」



俺は力いっぱい叫んだ。






****




_