君の魔法がとける瞬間(とき)




「はい、もしもし…」




『もしもし碧空?あんた佑月のこと聞いてないんでしょ?』



電話は華乃からだった。



聞いてないんでしょって…一体何がだよ…



「佑月になにがあった?!」




『佑月には言うなって言われたんだけど…碧空だけには言っとかないとって思って…。あの子、今日の夜の便でアメリカに行くのよ。みんなをこれ以上、傷つけないためにも…私はいなくなった方がいいって…あの子泣いてた…』




「アメリカ……………?あいつが!?」




「おい碧空、誰からなんだ?アメリカってどういう意味だ?!」




陽斗の質問にも答えられないほど、俺は混乱していた。






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