「…だそうだ。よかったな、ドジ女。
まぁこれからは、俺たち全員がお前をフォローして、守ってやる。安心しろ」





「…本当に…いいんですか?私なんかが…皆さんと一緒にいても」




「当たり前じゃん!俺、もっとお前と一緒にいたいよ!あ、でも女だとわかったからって…お前を特別扱いしないからなぁっ?」





「はい…!嬉しいです!本当に本当に…夢みたい!」



「あ。ついでに言っとくが、佑月は俺ん家に住んでる。これも知っといてくれ」


サラッと言った碧空さん。



それを流すような人たちじゃあ……




「それは許さない〜っ!佑月、俺の家に来い☆」






………ないよね。




「あはは!ありがとう、愛舞さん!」





私の中にある…大きな大きな心の闇が、




スーッと消えていったような気がした。






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