今年も終ろうとしている最後の日。
仕事は休み。
予定もない。
大晦日といえば、
大掃除したり。
新年の準備したり。
世の中は忙しいはずなのに……
あたしといえば、
未だベッドでゴロゴロと転がっているだけ。
というか、頭を抱えて悩んでいる。
一昨日の仁が頭から離れないんだもん。
ヤキモチを妬いてくれたのは嬉しいんだ。
うん、素直に嬉しい。
だけど……仁にこんな想いをさせているあたしは、いいのかな。
って思う。
仁は待つって言ってくれたけど、いつまで?
いつまで待ってくれるんだろう。
そして、あたしは待ってくれている事に慣れたりしない?
いつか仁が待っているという事に慣れて、
気付けば仁が居なくなってた。
そんな事はない?
ちゃんと思ったことを
伝えれば上手く付き合っていける事なんて、百も承知。
だけど、どこまで伝えていいの?
どの辺から重くなる?
それがわからない。
わからないから恐くて、何も言えなくなる。
あたしと仁しか居ない世界にして欲しい。
なんて超バカげた事を言ってしまいそうになっちゃうんだけど。
あぁ、やっぱ駄目だぁ~。