「綾乃、そろそろ他の女の子達も仕事終わる時間じゃない?」



見つめていた携帯の端にうつる時計を見て



「あ、そうだね」



そう言って
仁へと作成していたメールを送信した。



“ごめんね。急に飲み会に誘われちゃったから、あたしから電話するね!”



合コンが飲み会に変わったのは、
あたしの気持ち。


だって合コンする気なんて全くないもん。

相手は元カレと、その友達。


その時点で、
あたしなんて問題外でしょ。



「飲みに徹してやる~!」

「綾乃、最近そのセリフ多くない?」



隣でケラケラと千恵が笑う。


だって、飲んでなきゃやってらんないんだもんっ!