早々、校長室からお呼びがかかった。 「いやぁ~山野くん、今回は全国模試トップ、おめでとう!! 我校としても鼻が高い。 いやぁ~、山野くんはいつもの定期考査でもそこそこの成績を収めているからね。 こちらとしても、予期せぬことではなかった訳だが……」 「まぐれです! 次はありませんから!」 わたしは怒ったように、そう言い放った。 もう、決然と正直に嘘をつき通そうと決意していた。 「まあ、そう力まんで……」 頼りなさそうな校長は、わたしの勢いにただうろたえるばかりだった。