「お前って、すげぇな」 放課後、廊下に貼られた満点、一位の掲示を見上げ山野辺が呟いた。 「霧子なら、当然だよ」 その隣で咲が頷いている。 「この調子じゃ、学生結婚もありだな」 「「はぁ~っっ?!」」 咲と二人顔を見合わせ溜息とも叫びともつかない驚きの呻き声をあげた。