そう考えていると…。
「なぁ…」
『へっ…!?』
いきなり蓮斗に抱きしめられた。「今この状況わかってる?」
『え…』
「この部屋には、俺とお前しかいないわけ」
『……』
「姉貴もみんな、邪魔しにこないし?」
『…そ…れっ…て…』
もしかして…。
「フッ……」
『れん…っ』
蓮斗が耳元で甘くささやいた。
「マジ…襲ってい?」
『なっ…////』