『い…今行ってる学校は?』
それは重要な事だよね。

「あー…それは、やめるけど、将来にはあまり響かないようにしてある。それに、もう友達とお別れって思ってるかもしれないが、その今度から行く学校の近くに、お前の学校があるから、会いたいと思えば会える」
わー…すごい仕組みだこと。

いや、でも急に違う学校も無理だし…。
ただあたし、ママが看護師さんやってるから、軽い事はよくわかるし。
ただみんなと会いたいし…。
ん…?あれ?会えるのか。
いやーでもなぁ…。

…なんて無駄な考えをしたりして、パパからの説得もあり、やっぱりOKを出した。

『わかった。で、なんていう学校なの?』
確かあたしの学校の近くは、男子校しかなかった気が………あ!?ま…まさか…。
「星銅男子学園高等学校だ」
………………。
『いやー!!!!!!!!!!!!』
朝方、あたしの悲痛は、近所迷惑を導いた。