『………』
なんだ今の。


でも、気付くとあたしは、家を飛び出していたんだ。

『はぁーっ』
早く会いたくて…。
早く話がしたくて…。

ねぇ蓮斗?
あたしは、今、レストランに行っていいんだよね?
大丈夫なんだよね?

あたしは、駅までの道のりを、必死で走っていた。