『…ーっ!!!!!』 「ちょっと出てくるから」 『……』 そう言って普通に立ち去る蓮斗の後ろ姿を見ながら、あたしはなんとも言えない感覚に落ちた。 蓮斗… その電話の相手…弥生ちゃんだよね? 見えちゃったんだもん。 『…バカだあたし』 そうだ。バカなんだ。 『帰る………』 そう言ってバックを持ち、立ち上がった。