「やっちゃんは田舎に引っ越しちゃったんだけど。でも今こっちにいるんだって!」

やっちゃんには悪いが、正直今そんな気分じゃない。

蓮斗を疑う自分と対立中。

「やっちゃんに会わない?できれば明日とかさ」

…え?明日?
まぁ…暇だけど。

『いいよ』

「あら本当?」

『うん』

「じゃあ、連絡いれとくわね☆」
ママはご機嫌に答えて、電話機の方へ行ってしまった。