――ガラッ…。 いきなり保健室のドアが開いて、入ってきたのは、 「お疲れ」 蓮斗達だった。 「お疲れ様……」 雷樹が言うと、蓮斗は壁によりかかった。 「蓮クン…。もー真面目に授業うけんのやだぁ…」 その後雷樹が蓮斗に寄りかかった。 「…重い」 蓮斗はうまく雷樹をはがすと、あたしに目をむけた。 「誰かこなかった?」 同時に結城が言う。