――…… 「唯…お前、生きてる?」 『……うー…』 「…悪い。止まらなかった」 『………だ、大丈夫大丈夫』 全て終わった後… あたしと蓮斗はベッドにくるまっていた。 今は明け方4時。 まだ一睡もしていない。 学校の用意はしてある。 『眠いーっ』 「…寝る?」 『うん……』 そう答えてからわずか10秒後、あたしは眠りに落ちた。 「寝るの早っ…」 蓮斗は、静かにつぶやいた。 これが…夏休み最後の思い出。