少し気持ち悪いのが抜けてきた時…。
誰かに肩をたたかれた。
蓮斗かと思って振り向くと、なんだかチャラチャラした2人組がいて…。

「キミ、1人なのー?遊ぼ?」
なんて言ってきた。
『1人じゃないです』
「いやでも今は1人だよね。だから俺達と遊ぼうよ~」
しつこいなぁ…。
『無理です……』
そう答えると…。
いきなり手をつかまれた。
「お願い♪行こ?」
うわ、最悪……。

そんな事を思っていると…。
「なぁ…それ、俺のなんだけど」背後で声がした。

振り向くと、缶ジュースを2つ持った蓮斗が立っていて…。