―…「悪かった…言ってなくて」蓮斗が切なそうに苦笑する。
『ううん。あたし…蓮斗から真実が聞きたい』
歩く蓮斗の服の裾をにぎりしめる。

蓮斗は、少し驚いた顔をしてから、あたしの頭をクシャクシャにした。
『なっ……』
「………公園行こ」
『そうだね…』