四音で。 「俺らのクラス 少しは形に なってきたみたい。 かなり出遅れだけど」 突然、柊荘司は語った。 確かに課題曲だけなら ようやく伴奏も 形は見えてきた。 菜野花がわずかに 自信を持てるくらいには。