「ふぁあああ」


目がさめた。


ここ何処?

見覚えのない天井。


「俺の言いなり」


ふと、この言葉が私を支配した。

あー…思い出いだしたら無性に腹が立つ。


とりあえず、顔を洗いに行こう。



私は、洗面所に向かった。



「あ」



朝っぱらからいやな奴と遭遇。



私の婚約者、デビル水嶋だ。


「誰がデビルだ。
俺、天使だろ」


声に出してしまったらしくデビルは不機嫌な顔をした。


「なぁ、召使い」