「なめんじゃねーよ」




金髪が私にキックをしてきた。



しゅっとよけ、金髪に殴りかかろうとしたが、大男によって阻止された。



「!」


両腕を掴まれたのだ。



「逃げられないねぇー」



金髪が口角をあげながら言った。



「…」



「何黙りこくってるのか…な!?」



金髪は口をだらんと開けて驚いている。



大男が倒れていたからだ。