「うるさい」


あたしは、呟いた。



「ふーん、あんた俺らのことしらねーの?
あの、SECRETの部下だぜ?
まぁ、俺が今総長候補だしな~」



こいつら…SECRETを使うなんて。
偽物のくせに。


でも、SECRETの名が知れられた証拠。



でも。



偽造なんて許せない。


「じゃあさ
総長候補さん、私と勝負してみる?」