「佳奈ぁ~…

って…えっ」



「お帰りぃー
結衣ちゃんこの人が麗くんだよ」



「え」



私の隣に座っているのはまぎれもなく…先ほど何分か前に会った美男子だった。



「あれぇ、反応薄いよ。
結衣ちゃん」



「いや、だって
さっきあったもん」


「そーなの?
びっくりさせようと思ったのに」



…それにしても



三回も会うとは。



「よ、よろしく」



苦笑いをしながら挨拶をする私だった。