コイツには昔、私の部活のメンバーの、瑠衣虐めにあってた。理由はアイツの好きな人が、瑠衣と楽しそうに喋っていたから、ただそれだけの理由。私達の部活のメンバーは、一回は嫌がらせを受けている。・・・私も。・・・。私が急に殺気立ったから皆は、アイツの存在に気がつて、自分の席に戻っていった。
「・・・何の用だよ。」
『・・・アンタ、伶君と一緒に来たからって調子乗んないでよ。』
「は?調子なんて乗んないし。」
『そう、ならいいけど。伶君にはアンタ見たいなのがたくさん居るんだから。アンタはその中の1人に過ぎないんだからね。』
ちくっ・・・私は少し痛んだ心臓に疑問を持ちながらもアイツの話を聞き流していた。
「・・・終わった?それだけ、言ったなら早く自分お席にお戻りになって?」
『・・・ちっ!、じゃあそれだけ。じゃあね、クソ部の安井さん?』
「ははっ、人を虐めるしか能のないヘド部には言われたくないわ~。」
・・・この会話で、またこっちの部とあっちの部の対立関係が激しくなったのは、説明しなくてもお分かりだろう。