2年後― 「龍哉、おかえり。」 「ただいま。」 1年前、あたしと龍哉は結婚した。 あの後から、何回も会って 龍哉との時間を取り戻していった。 今は、龍哉の家に住んでいる。 だって、広いし。 そして・・・・ 「お腹、痛むか?」 「たまぁに、叩くんだよ。しかも、強く・・・。」 赤ちゃんがお腹の中にいる。