「何歳くらいなの?」 「あたしより2歳年上。」 「どこで会ったんだよ。」 「バイト先の喫茶店。」 「いつから?」 「つい最近。」 そして、あたしは写メを見せた。 「うわっ、イケメンじゃん。」 「大人・・・・。」 ちょっと嬉しかった。 なんかこうやって、前向きな話を昔みたいにできるから。 「・・・龍哉くんはもういいの?」 「龍哉には・・・・誰よりも幸せになってもらいたいから。」 あたしの答えはそれだけだった。