奈美・・・ ありがと。 こんなあたしのこと、心配してくれて。 「と、とにかく座って。」 奈美は自分の隣の席に案内してくれた。 そして、今まで、10年間のことすべて話した。 「それでー、今はどうなの!?」 「え?」 「どこに住んでるとか教えてくれてもいいじゃん。」 教えてもいいけど・・・ 引くよね・・・・。 「・・・・彼氏の家。」 「「彼氏ー!!!!!!??????」」 二人ともうっさい。 まぁ、仕方ないか。