「仲間だからだよ。」


「へぇ~。それだけか?本当に。」


「それだけだよ!」



それだけに決まってる。

ほかの感情なんて・・・・・・・ねぇよ・・・・。



「そこらへんにきっとたむろってるよ。探しに行こ!」


クラスのHR中だったにもかかわらず、

俺たちは抜け出した。


あいつのことだから・・・きっといるよな。





でも、見つからなかった。

そこらへんのヤンキーにも聞いてみたけど・・・・いなかった。