基地に戻ると やっぱりみんな、黙り込んでいた。 「凛さん!!!」 「殴ってきたんですか??」 「凛さん、傷一つ作らせなかったんですか!?」 そこには、奈美もいた。 緊急事態だから、駆けつけてくれたんだろう。 「みんなに大事な話がある。」 もし、 みんなに理解してもらえなかったら、 あたしは組長を辞める。 あたしの決意だった。