「ユー姫チャン!? どうしたの!?」 『わ……もっ……き。』 「ごめん。もう一回言って?」 『私もずっと好きだった。 諦められなかったの。』 「ホント?」 私は無言で頷いた そして、どちらとも無く 唇を重ね合った 茜色に染まった大空の下 何度も何度もキスを繰り返した