運命なら、もう一度〜destiny


「見てたわけじゃないよー」

とっさに、華の腕を軽く叩いた

「あの先輩モテるよね、
いや確かにあれは男って
感じでかっこいいし、




結構、未李のタイプじゃん」



確かに、確かに、
黒の短髪で、男らしい人が
タイプな私だけれど。



ないない、恋はないから。


「ないない、先輩だし、
接点なんて全くないしさー。
ほら、もう5時近いし、コンビニ
寄ってアイスでも買おうよ!」


華は、まだニヤニヤを続け
ながら、男子バスケットの
3年生の先輩でかっこいい人を
見つけたみたいで、ずっと
その人の話しを続けていた。