「もう終わりなのか?」 口元を拭いながら言う零斗。 あたしの体温が一気に急上昇した。 「ば…っ…ばかぁ…!!」 あたしは今にも泣き出しそうになっていて。 「……それ…さ、逆効果なんだけど」 「え…―?」 「聖奈、今夜はずっと起きててもらうから」 「ちょっ…!! 零斗…っ!!」 そして、床に押し倒されて……―