茶色の髪。 すらっと伸びた手足。 整った顔立ちは、まるでアイドルと見間違える程。 …って、アイドルなんだけど。 そう、あたしは零斗の幼なじみでマネージャーをやっているんだ。 「零斗!! お疲れ様!!」 はあはあと息を切らす零斗は、汗をかいていていつもより色っぽく見えた。 あたしはそばにあったタオルを零斗に差し出した。