キミとの出会いは、幼稚園の時だった。 あの頃の俺はまだ素直で、純粋で・・・・・・ 何も考えずに。 「さきちゃん好き」 毎日そんなことを言っていた。 そして、キミもまた 「そうちゃん好き」 と言ってくれた。 俺とキミは遠い昔、両想いだった。 そう、遠い昔。 いつからだろう。 どこで道を間違えてしまったんだろう。 俺とキミはとてもとても 遠く離れてしまった。