ヤクザに愛された女 弐



「…あれ?もしかして、梨華ちゃん?」


入り口のトコでボーッとしてるて聞こえてきた女の子の声。


「…はい」


あたしはその子をじっと見ながらそうこたえると…


やっぱり!!


とか言いながら笑顔で目の前まできた。


「あたしはここの組長の娘の山口 沙亜(サア)よろしくね?」


と握手を迫られた。