ヤクザに愛された女 弐



「梨華ちゃん…ごめんね…こんな事になっちゃって…」


ご飯の後、まゆだけは外に連れ出してあたしのお別れ回になった。


それにあたしも、もちろん麗奈さんも号泣で、


最後まで泣き止む事は無かった。


「…麗奈…さんッッ…」


「梨華ちゃん!!」


そしてあたしたちはみんなの前で抱き合いまたないた。